今日も崖っぷち女

職なし金なし時間あり。親は離婚、兄は失踪中。私は金なし100万単位の借金中ニート。それでも今日も生きてます。

これが私の人生です。05



家族会議を終え、私はいつも通りに寝ました

離婚を告げられてショックではありましたが、ほぼオール状態だったので案外すんなりと眠れました

身体って本当に正直なものですね



シルバーウィーク2日目の翌朝、父に起こされました


さっきのできごとが夢であってほしい

そんなことを思う隙もなく父が放った言葉



「 今から不倫相手に会いに行くぞ 」




、、、正気かこいつは?(口悪い)



って思いましたね、いやほんとに

口悪くてすみません、、、

お父さんもごめん、、


だって会いたいわけないじゃないですか、母の不倫相手なんかに

あまりにも気色悪すぎる


ですが、我が家の独裁者である父に反抗なんてできるはずもなく、そのまま会うことに



車で20分くらいのところにあるファミレスの駐車場で、不倫相手と会いました



まあ会ってびっくりしましたよね

だってその相手、母より一回りくらい歳上のじいさんだったんですもん

歳の近いおじさんを想像してんですけど、ほんとにじいさんだったんですよ

還暦も過ぎていたと思います


まじ悪寒

きもすぎ

無理


当時高校1年生の純粋ガールの私からしてみればただただ嫌悪感しかありません

いやもちろん現在の私からしてみても嫌悪感の塊ですけどね

兄もドン引きだったと思います



重苦しい空気の中、父が淡々と話を進めていきます

今後どうするのか

どう責任をとるのか

そんなことを話していたと思うのですが、私は何も言わず黙っていました

だってきもすぎて話したくないから


あ、時々 相手のじいさんを睨んだりしてました

気まずそうにゴニョゴニョ答えている時には舌打ちしてましたね

だってうざいから、ええ

殺意しかないですから、ええ



雰囲気超ヘビー級の会議は数十分続き、なんやかんやでひとまず解散して家に帰りました

(すみません、記憶が曖昧なもんで、、)



帰り途中の車の中で

相手のことどう思ったか

相手にどう償ってほしいか

など、父にいろいろ聞かれたので、私は素直に答えました



「 あいつから金取りたい 」



いやあ女子高生とは思えない発言ですね!

あまりにも治安が悪い発言ですよ

当時の私は「とにかく生活費を確保しないとやばい」と思っていたんでしょう

あながち間違いではないですけどね

むしろよくあそこまで冷静でいられたなと自分でも思います


16年間一緒にいた母がこれからいなくなるという状況を前に、涙も見せずにこれからの生活のことを案じていましたからね

冷静を通り越してもはや冷たい

そしてドライ


フリーズドライ(やかましいわ)



家に帰ってからもきっと家族会議はあったと思うんですけど、正直その時の記憶はまったくありません


その日は何をして過ごしたのかとか

ちゃんとごはんは食べていたのかとか

何一つ覚えてないです

きれいさっぱり忘れているということは、特に何もなかったということなんでしょうけど、、



そんなこんなでシルバーウィーク2日目は終わりました(急に雑)




06へ続く